中国が、宇宙実験室の打ち上げに成功
(last modified Sun, 24 Jul 2022 11:58:46 GMT )
7月 24, 2022 20:58 Asia/Tokyo

中国は、宇宙実験室「問天」を搭載したロケット「長征5号B遥3」の打ち上げに成功したと発表しました。

これに先立ち、このプロジェクトの宇宙飛行士3名が宇宙ステーション「天宮」に派遣されています。この3名は6カ月にわたって同ステーションに滞在し、天宮の建設作業の完了を目指します。

IRIB通信によりますと、中国有人宇宙プロジェクト弁公室の副長官は、今回の打ち上げが海南省の文昌宇宙発射場で行われたと明かしました。問天は、天宮を構成する最初の実験モジュールで、重さ23トン、高さは6階建てのビルほどにも及びます。

同副長官によると、問天の研究キャビネットは主に生物実験のために利用され、宇宙空間における植物や動物、微生物の成長や老化、遺伝子の特徴について研究されるということです。

 


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