インドでサル痘によるアジア初の死者確認、UAEから帰国した男性
8月 01, 2022 15:57 Asia/Tokyo
インドで、サル痘によるアジア初の死亡例が確認されました。
報道各社が、インドの地元メディアの1日月曜までの報道として報じたところによりますと、インド南部ケララ州でウイルス感染症「サル痘」にかかっていた男性(22)が死亡しました。
この男性はUAEアラブ首長国連邦から先月22日にインドに帰国しており、26日に発熱の症状が出て入院し、30日に死亡したということです。
また、この男性は脳炎を発症していました。
サル痘感染者の死亡がアジアで明らかになったのは,今回が初とみられます。
インドでは他にも首都ニューデリーやケララ州で感染者が確認されていますが、症状は安定している人が多い模様です。
なお、サル痘感染による死亡例はこれまでにアフリカのほか、スペインやブラジルで確認されています。