アフガンで、米占領終結記念の祝賀行事が開催
(last modified Wed, 31 Aug 2022 09:46:45 GMT )
8月 31, 2022 18:46 Asia/Tokyo

アフガニスタン首都カーブルで30日火曜夜、20年間にわたった米軍占領の終結1周年記念日に際し、花火が打ち上げられました。

アフガンのタリバン政権は31日水曜、米軍占領終結1周年記念日にあたるこの日を公休と発表しています。

IRIB通信がカーブルから報じたところによりますと、同市内中心部では30日夜にこの記念すべき出来事を祝い、花火が打ち上げられました。

タリバンのムジャーヒド報道官もツイッターで、この日に際してアフガン国民に祝辞を述べ、「8月31日という外国軍がわが国を撤退した日にちなんで、カーブルで戦勝記念式典が行われる」と表明しています。

ここ数か月で、タリバンは一方的にいくつかの国家的・宗教的イベントをカレンダーから削除し、自らが望む行事に置き換えました。

これらの新しい変更で、タリバンは少なくとも15の関連イベントを追加しました。こうした記念日として、この支配組織のトップとしてアクンザデ氏が選出された日などが公式カレンダーに含まれています。

昨年のこの日、米国が率いる多国籍軍は、アフガンでの20年間の戦争の後、カタール首都ドーハに米・タリバン間で締結された協定に従って、カーブル空港危機の真っ只中にアフガンを撤退しました。

 


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