パキスタン南部で、洪水により幅100キロの湖が出現
9月 01, 2022 19:20 Asia/Tokyo
パキスタン南部で、この数週間の豪雨により幅100キロの湖が出現しました。
パキスタンはこの数週間で、史上最悪規模の豪雨と洪水に見舞われ、少なくとも市民1162人が死亡、ほか数千人が負傷しています。同国の政府当局の初期的な推計では、今回の洪水による物的被害額は100億ドルとなっています。
インドや東南アジアで、夏の季節風による雨季特有の豪雨モンスーンにより、パキスタンの多くの地域が冠水しています。
パキスタンでの記録的な洪水の発生を受け、国連は洪水に襲われた3000万人以上の人々への緊急支援を求めました。
パキスタン政府は、破壊をもたらした洪水の影響に対処するため、国内外の資金援助を求めています。
衛星画像からは、パキスタン南部を流れているシンド川の氾濫により、インダス川下流の南部シンド州に、幅100キロほどの巨大な湖が出現していることが判明しています。
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