9月 26, 2022 15:33 Asia/Tokyo

中朝の貨物列車の運行が150日ぶりに再開された模様です。

韓国ヨンハプ通信は26日月曜朝、貨物列車が丹東を出発し、北朝鮮と中国を結ぶ鉄橋「中朝友誼(ゆうぎ)橋」を渡って新義州に向かう姿を捉えており、中国と国境を接する北朝鮮・新義州と中国遼寧省の丹東の間を走る貨物列車が運行を再開したと報じました。

これについて、韓国統一省のチョ・ジュンフン報道官は26日月曜の定例会見で、中朝両国は公式に発表していないとしながら「さまざまな状況から、きょう北と中国の間で貨物列車の運行が再開されたものとみている」と明らかにしました。

また、「今後も列車の運行が続くか、どのような物資が運搬されるかなどはもう少し見極める必要がある」と述べています。

運行が再開されたと判断した根拠については、「去る8月10日に北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党総書記)が新型コロナウイルスの感染拡大に伴う非常防疫体制を通常の防疫体制に転換すると宣言して以降、貨物列車の運行再開の可能性が提起されていた。今回運行されたのは中朝間の協議が終わったためだ」との見方を示しました。

中朝の貨物列車の運行は、丹東で新型コロナウイルスの感染が拡大したことを受けて4月29日に中断して以来、150日ぶりとなります。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     Youtube     urmediem


 

タグ