ミャンマー、日本人ジャーナリストにさらに禁錮3年の判決
10月 12, 2022 21:00 Asia/Tokyo
ミャンマーの裁判所が、同国のヤンゴンで2022年7月末に拘束された日本人ジャーナリストの久保田徹さん(26)に「3年の自由はく奪」の判決を言い渡しました。
日本の報道各社によりますと、ドキュメンタリー制作者でもある久保田さんには12日水曜、出入国管理法違反の罪でさらに禁錮3年の判決が言い渡されました。
久保田さんは、2021年2月のクーデターで政権を掌握した軍当局への抗議デモを撮影中だった去る7月、ミャンマー・ヤンゴンで同国の治安当局に拘束されました。
久保田さんは、扇動罪などで起訴されていたほか、軍側によると、観光ビザで入国した久保田さんは入国管理法違反でも起訴されました。
ミャンマーの軍事法廷は今月5日、久保田さんに対し、電子通信に関する法律違反で禁錮7年、扇動罪で禁錮3年の判決を言い渡しています。
久保田さんは慶應義塾大学を卒業後、英ロンドン芸術大学の大学院で学び、Yahoo! News Japan、Vice Japan、Al Jazeera Englishにも勤務した経歴があります。
久保田さんは、2021年のクーデター後にミャンマーで拘束された5人目の外国人ジャーナリストとなっています。
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