中国外務省報道官が、日本の防衛費増額をけん制
12月 07, 2022 21:29 Asia/Tokyo
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中国外務省の毛寧報道官
中国外務省の毛寧報道官は6日の記者会見で、日本の岸田首相が防衛費増額を決めたことについてけん制しました。
毛報道官はこの中で、日本の防衛予算が10年連続で増加していることを指摘し、「日本は地域の緊張を誇張している」と述べました。
そして、こうした傾向は「非常に危険」であり、日本がこれからも平和的発展の道を維持できるかどうか近隣諸国や国際社会は注視する必要があると述べました。
岸田首相は5日、2023年度から5年間の「中期防衛力整備計画」における防衛費について、これまでの1.5倍に当たる総額およそ43兆円とする方針を固めました。
その一方、財源の見通しが立たないままの決定には批判も根強くあります。時事通信によりますと、政府は6日、防衛費増額を賄うための増税時期について、国内世論や自民党内の反対意見に配慮し、基本的に2027年度以降とする方針を固めました。
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