パキスタンで、春の到来に際し「バサント」の祭りが実施

パキスタンで、人々が春の到来を告げる凧揚げ祭り「バサント・メーラー」を開催し、春を迎えています。

インド亜大陸で100年の歴史を持つバサント祭りは、パキスタン中部パンジャブ州を起源としています。

ＩＲＩＢ通信によりますと、バサント祭りに参加する人々は、様々な形をした色とりどりの凧を揚げ、相手の凧の糸を切る競争を行なっています。

パキスタン各地では毎年、様々な年齢層の人々がこの行事に参加し、春の始まりや自然の再生を祝っています。

また、バサント祭りでのその他の習慣として、新しい服の着用や花火の打ち上げ、音楽の演奏などが挙げられます。

なお、パキスタンの各地の住民はそれぞれ違った形で春の始まりの祝祭を開催しており、その形式は中部パンジャブ州でのバサント祭りから北部地域でのイランの春の新年ノウルーズの儀式までと多岐にわたっています。

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