中国が、アジアでの騒乱・衝突の勃発について警告

中国の李強首相が30日木曜、同国海南省で開かれている国際経済会議「ボアオ・アジアフォーラム」において、アジアで騒乱や衝突が発生する可能性について警告しました。

中国・新華社通信によりますと、李強首相は、「騒乱や衝突を回避すべきであり、さもなくば地域の将来は喪失される｣と強調し、「中国は、世界の平和と安定の本拠地となりえ、一連の改革実施を続行するだろう｣と述べています。

また、「世界がどのように変化しようとも、わが国は一連の改革、新たな創意工夫に基づく発展を堅持していく」とし、「わが国は、世界経済に新たな推進力と活力を注入するだけでなく、その発展の機会と利益の共有を可能にする」としました。

2023年ボアオ・アジアフォーラム年次会合の開会式には、数十名の政治経済関係者や幹部、そして、著名な貿易企業の責任者らも出席しました。

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