フィリピン中銀総裁が、複数通貨体制の世界を求める
4月 15, 2023 18:22 Asia/Tokyo
フィリピン中央銀行のメダラ総裁が、複数通貨体制の世界の構築を求めまし
近年、特にこの数カ月の間に、イラン、ロシア、中国、インドなどの各国が国際取引においてドルの使用を控えるようになっています。こうした国々はこの分野で前向きな歩みを進めており、ルーブル、ルピー、人民元といった自国通貨で取引を行っています。
ファールス通信によりますと、フィリピン中央銀行のメダラ総裁は、複数通貨体制の世界を構築する必要性を強調しました。
フランスのマクロン大統領も以前、EUに対して、様々な分野における対米追従をやめるよう求めました。マクロン氏は、EUがドルを国際通貨として依存することを控えるべきだとしました。
多くの専門家の見方では、アメリカはいわゆる「非友好国」において通貨・財政危機を引き起こすため、国際取引においてドルを手段として利用しています。