7月 12, 2023 20:48 Asia/Tokyo
  • 中国外務省の汪文斌報道官
    中国外務省の汪文斌報道官

中国外務省の汪文斌報道官が、アメリカが台湾に極秘裏に生物学研究所を建設するというメディアの報道に反応し、「我が国はこのようなことに黙ってはいない」としました。

台湾メディアは先日、「米国が台湾軍に対し、極秘裏にウイルスを研究・開発する新たな研究所の建設を要請した」と報じました。

イルナー通信によりますと、汪報道官はこれに関連してさらに、「台湾は中国の不可分な領土の一部である。我々は、国家と領土の主権を断固として擁護し、このような行為に対峙していく」としました。

中国は、台湾を自国領土の一部とみなしており、分離・独立の動きに断固反対しています。中国と台湾の軍事的緊張は、アメリカの挑発・介入行為や台湾への武器売却により増大しており、中国側の艦船や戦闘機による台湾近くでの哨戒活動も頻度を増しています。

汪報道官はまた、ウクライナ戦争に関する中国の立場について、「我が国の習近平国家主席がモスクワを訪問した際、両国首脳はウクライナ戦争について意見を交わした。中国側は原則的な立場を説明し、ロシア側もこれを受け入れた」と説明しました。

米政治専門サイトのポリティコは、中国の習国家主席がモスクワ訪問中、ロシアのプーチン大統領に対し核兵器を使用しないよう求めたと報じていました。

 


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