北朝鮮とロシアの首脳が祝電交換

北朝鮮国営の朝鮮中央通信が15日火曜日、同国の金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党総書記とロシアのプーチン大統領が祝電を交換し、二国関係の強化を改めて表明しました。

ロイター通信によりますと、この祝電は、日本による朝鮮半島の植民地支配（1910年～1945年）からの解放記念日に当たる「朝鮮解放の日」78周年を迎えたのに合わせて交換されました。

金正恩氏はプーチン大統領に宛てて、両国の友情は第二次世界大戦で日本に勝利したことで築かれたものだとしながら、「帝国主義者の恣意的な慣行と覇権主義を打ち砕く闘いにおいて、両国の無敵さと力を十分に発揮している」としました。

また、「（北朝鮮とロシアの）友好と連帯は、新しい時代の要請に合致した形で、長期的な戦略的関係へとさらに発展していく」としたうえで、「共同の目標と偉業を成し遂げるための旅程で、両国が互いに強く支持・連帯しながら常に必勝不敗であることを、強く確信している」と続けました。

一方、プーチン大統領も金正恩氏に当てた祝電で、二国関係が強化されていくとしながら、「今後もわれわれが両国人民の福利のため、そして朝鮮半島と北東アジア地域全般の安定と安全を強固にするため、あらゆる分野で協力を強化していくものと確信する」としました。

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