タイでイラン建築の修復作業
(last modified Wed, 20 Sep 2023 12:57:57 GMT )
9月 20, 2023 21:57 Asia/Tokyo

タイの古都アユタヤにあるイラン建築に修復作業が施されました。

タイ国立博物館にある文書からは、かつてアユタヤにイラン人建築技術師が多数滞在し、正確で堅牢な建物を設計していたことが分かっています。

ドイツ人作家のマルチノ・コワスキー氏による『イスファハーンからアユタヤまで』という本の中には、イラン人がタイの港湾の発展や、王室の儀式、王室内の衣装のデザインなどに大きな役割を果たしていたと記されています。

1600年代半ばにアユタヤ朝の王に在位したナーラーイ王の時代には、イラン人の持つ知識に注目が集まり、王の宮殿の隣にイラン式の宮殿が建てられたこともあります。


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