韓国国会外交委、竹島領有権主張の日本政府文書も糾弾
(last modified Mon, 25 Sep 2023 11:06:26 GMT )
9月 25, 2023 20:06 Asia/Tokyo
  • 韓国国会外交委
    韓国国会外交委

韓国国会外交統一委員会が、竹島(韓国側名称;独島)の領有権を主張する日本政府の文書を糾弾し、決議案を採択しました。

韓国ヨンハプ通信によりますと、韓国の国会外交統一委員会は25日月曜に法案審査小委員会を開き、竹島問題について、「韓国の明白な独島(日本側呼称;竹島)領有権を確認し、日本の独島領有権主張と教科書の歴史歪曲(わいきょく)を糾弾する決議案」を改めて採択しました。

この決議案は、日本政府が竹島を自国の領土だと主張して歴史的な事実をねじ曲げ、日本による植民地時代の徴用などの責任を回避したり記述を削除したりした教科書を合格させたとして、強く批判しています。

また日本政府に対し、教科書検定の結果の撤回および、外交青書や防衛白書などの公式文書での竹島に対する不当な領有権主張の撤回を促す内容も盛り込まれています。

韓国外交統一委員会は去る6月、法案審査小委員会でこの決議案を採択していました。しかし今回、糾弾の対象を教科書だけでなく日本政府の公式文書に拡大するよう求めた全体会議の意見を反映し、再採択した形となりました。

 


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