9月 27, 2023 19:26 Asia/Tokyo

アゼルバイジャン軍が先日、隣国アルメニアとの係争地ナゴルノ・カラバフへ攻撃を行ったことで、アルメニアに避難する同地のアルメニア系住民の人数が増加しています。

アルメニア通信によりますと、アルメニア政府は、アゼルバイジャン軍の攻撃で同国への避難を余儀なくされたナゴルノカラバフのアルメニア系住民が、26日午後8時までに2万8120人に達したことを明らかにしました。

アルメニア政府は、これらの難民を全員受け入れる方針だとしています。

これに先立ち、ナゴルノ・カラバフのアルメニア系住民の行政府であるアルツァフ共和国で大統領顧問を務めるデービッド・ババヤン氏は、「アゼルバイジャン軍による民族浄化政策を恐れるアルメニア系住民12万人が、同地から避難する見通しだ」と述べていました。

アルメニア当局は数カ月前から、アゼルバイジャンがナゴルノ・カラバフで民族浄化政策を実施していると非難してきました。

 


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