アルメニアとアゼルバイジャンが和平で基本合意 
(last modified Mon, 20 Nov 2023 06:45:27 GMT )
11月 20, 2023 15:45 Asia/Tokyo
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    アルメニアとアゼルバイジャンが和平で基本合意 

イランの隣国で旧ソ連からの独立国であるアルメニアとアゼルバイジャンが、和平で基本合意に達しました。

アルメニアのパシニャン首相

 

ロイター通信が、ロシア・タス通信の報道として伝えたところによりますと、アルメニアのパシニャン首相は18日土曜、首都エレバンで「アゼルバイジャンとの和平に向けた基本趣旨について合意ができているのは良いニュースだ」と語りました。

また、「アルメニアは両国の捕虜を全員交換することを提案している」としました。

しかしその一方で、「われわれがなお異なる外交言語を話していることと、しばしば相互に理解していないことは問題点だ。また幾つかの問題で、合意が難しくなっている」と述べています。

 

アルメニアとアゼルバイジャンの国旗

 

両国は、地理的にはアゼルバイジャン領内にある係争地・ナゴルノカラバフ地域を巡り長年対立していますが、パシニャン氏は平和条約締結に向け一定の進展があったと語りました。

ナゴルノ・カラバフはアゼルバイジャンの領土内にありながら、事実上の独自政府「アルツァフ共和国」を樹立して何十年もの間自治を続けていました。

イランはこの両国の近隣国として、かねてからこの問題の平和的な解決を両国に促してきました。

 


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