ベラルーシ大統領が今年２度目の訪中、習国家主席と会談

ベラルーシのルカシェンコ大統領が、今年2度目の中国訪問で同国の習近平国家主席と会談し、両国の関係強化を称えました。

フランス通信がベラルーシ大統領府の発表として報じたところによりますと、ルカシェンコ氏は４日月曜、習氏に対し、「ベラルーシは現在も、これまでも、これからも中国にとって信頼できるパートナーだ」「両国の友好関係には30年以上の歴史があり、一度も断ち切られたことはない」と述べました。 　

またCCTV国営中国中央テレビの報道によりますと、習氏はこれに対し、前回2月のルカシェンコ氏の訪中以来、両国の「政治的な相互信頼」と「国際協力」はいっそう強化されていると述べたということです。

さらに習氏は「中国はベラルーシが国情に沿った発展の道を歩むことを断固支持し、外部勢力の干渉に反対する」と語りました。

ルカシェンコ氏は3日日曜に中国に到着し、少なくとも2日間滞在する予定です。 　

なお、ベラルーシは同盟国のロシアへの政治的・経済的依存度が強く、ロシアによるウクライナ特殊軍事作戦では自国領土を拠点として提供してきました。 　

また中国も、米国や西側諸国からの圧力にもかかわらず、ロシアのウクライナ特殊軍事作戦を非難していません。

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