米中関係
中国商務省が、同国の企業への禁輸対象拡大に関してアメリカに警告
6月 07, 2020 05:33 Asia/Tokyo
中国の企業や機関などに対するアメリカの禁輸対象拡大を受け、中国商務省がアメリカ政府に対し、こうした行動の結果に関して警告しました。
イルナー通信によりますと、中国商務省は6日土曜、声明を発表し、「アメリカは人権問題や軍事的関係を口実に、中国の企業や個人、研究機関などを、米国からの資材等の調達を禁止するブラックリストに追加した」としています。
中国商務省は、空虚な口実でのアメリカによる中国企業の弾圧を批判し、「このような行動は、アメリカやそのほかの国にとって建設的なものとはならないだろう」としてアメリカに警告しています。
中国商務省がアメリカに警告を発したのは、アメリカが中国の33の企業と機関をエンティティー・リストに追加する意向を発表した後でのことです。
最近数ヶ月において、新型コロナウイルスをめぐりアメリカと中国の関係が緊迫化しています。
しかし、これ以前にもアメリカと中国は通商問題の多くに関して緊張を抱えており、相互に数回にわたり輸入関税を賦課しています。
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