EUが中国に警告、「通商合意の展望を7月末までに明確に」
6月 29, 2020 18:05 Asia/Tokyo
EUが中国政府に対し、EU圏内での中国の投資の制限や、協議が功を奏していないことに関して中国に警告しました。
英紙フィナンシャル・タイムズによりますと、EUの通商関係者らは「通商合意の展望を7月末までにはっきりさせる必要がある」と述べています。
EUは、中国との投資合意を、両者の間の通商問題を解決する最も重要な道と見なしています。
協議における中国側の目的には、EUの電力・エネルギー産業への投資権確保が含まれています。
EUは、中国の貿易相手国としては第2位ですが、近年アジアに特別な視線を向けていました。
しかし、ここ数年、米中の一連の問題により、ヨーロッパも中国と間によりバランスのとれた合意を望むようになりました。
一方、米国が緊張を煽っていることから、一部ヨーロッパ諸国は中国との合意締結に二の足を踏んでいます。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://urmedium.com/c/japaneseradio
https://twitter.com/parstodayj
タグ