韓国文化相、「軍艦島での強制労働に対する日本側の否認は歴史歪曲」
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韓国の朴良雨(パク・ヤンウ)文化体育観光部長官は24日金曜、「日本政府が長崎市の端島炭坑(軍艦島)であった強制労働を認めず、歴史を歪曲(わいきょく)するならアジア諸国と共同で対応する」と語りました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
7月 25, 2020 17:43 Asia/Tokyo
  • 朴良雨(パク・ヤンウ)文化体育観光部長官
    朴良雨(パク・ヤンウ)文化体育観光部長官

韓国の朴良雨(パク・ヤンウ)文化体育観光部長官は24日金曜、「日本政府が長崎市の端島炭坑(軍艦島)であった強制労働を認めず、歴史を歪曲(わいきょく)するならアジア諸国と共同で対応する」と語りました。

韓国・ヨンハプ通信がソウルから報じたところによりますと、パク長官は米ブルームバーグ通信とのインタビューで、「日本政府が長崎市の端島炭坑(軍艦島)であった強制労働を公式に認めなければ、国際社会から非難を受ける。歴史を歪曲(わいきょく)するならアジア諸国と共同で対応する」と述べました。

また、「この問題については、指摘を続けていき、今後日本との交流にも影響を及ぼすと考える」と強調しました。

「韓国人が自発的に志願し、強制性がなかったかのように日本が虚偽を表明したことは、深刻な歴史の歪曲であり、そのほかの23施設のユネスコ世界遺産登録の際の、国際社会との約束に背くものだ」と指摘しました。

朴氏は6月25日にフェイスブックで、「日本政府の約束履行を促すべく、国際機関や国際社会を対象にさまざまな対応策を講じていく」との方針を示していました。

同遺産を巡って日本政府は2015年の世界遺産登録の際、犠牲者を記憶するための情報センター設置などを進めると表明しました。

しかし、今年6月15日から一般公開が始まった産業遺産情報センター(東京都新宿区)には強制徴用犠牲者の被害自体を否定する証言や資料が展示され、この約束は履行されていないとの指摘があります。

 

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