中国外相、「アメリカは最大の国際秩序破壊者」
7月 29, 2020 19:06 Asia/Tokyo
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中国外相が仏外相と電話会談、「アメリカは最大の国際秩序破壊者」
中国の王毅外相が、フランスのルドリアン外相との電話会談において、米政府は最大の国際秩序破壊者だと非難しました。
イルナー通信によりますと、王毅外相は28日火曜、ルドリアン仏外相と電話会談し、「米政府は、歴史的慣習、さらに国際社会に反抗している」と述べました。
そして、「トランプ米大統領は選挙戦勝利という目的のため、覇権主義を維持し中国弾圧に向かった」と続けました。
また、先ごろから起きている米中の見解の対立など、危機的状況を世界に警告するとともに、「もし二国関係が対立と反目へと変化するなら、人類全体の運命も危険にさらされるだろう」としました。
王毅外相はさらに、中国の合法的な権利や利益を侵害しようとするアメリカの動きに対し、同国政府は対抗措置を取っていくという決意を明らかにし、「世界の他の国々も、国際社会における連帯と協力を保ち、新たな戦争や紛争を防ぐため、共に努力しなくてはならない」と強調しました。
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