産経新聞、「香港在住の日本のジャーナリストが逮捕」
9月 03, 2020 18:06 Asia/Tokyo
産経新聞は3日、日本のフリージャーナリストの男性が香港で逮捕されていたと報じました。
産経新聞によりますと、2016年から香港に在住している30代の日本のフリージャーナリストが3日までに警察に逮捕されたものの、翌日の今月1日保釈されたということです。
このフリージャーナリストは香港出身で、日本で育ち、2016年から香港に在住し、日本のジャーナリストであることを示す記者証を携帯しながら、反政府デモの現場で写真や映像を撮っていたとされています。
なお、ロイター通信が3日木曜、東京から伝えたところによりますと、菅官房長官は今回の問題に関する質疑に対し、「在香港日本総領事館を経由して香港当局に確認したところ、既に今月1日に保釈されたことを確認している。現在、拘束理由とこの邦人がだれかを確認中である」と述べました。
去る6月30日、第13回NPC全国人民代表大会常務委員会にて、分離主義者、テロ活動や香港地域の行政に干渉を目論む人々を取り締まることを目的とした「香港国家安全維持法」が全会一致で承認されました。
香港は1842年から1997年までイギリスの植民地支配下にありましたが、1997年に中国に返還されました。
中国の政府関係者は、香港問題に関するアメリカの政府関係者の内政干渉的な立場に抗議しています。
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