新型コロナのパンデミック化の影響で、アジア観光業の6300万件の雇用機会が喪失
10月 04, 2020 18:11 Asia/Tokyo
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新型コロナ感染状況
新型コロナウイルスのパンデミック化やそれによるロックダウンの影響で、アジア・太平洋地域の観光業が世界の他の地域と比較してより危機的な状況に直面しています。
東アジア地域のメディアの報告によれば、この地域は新型コロナウイルスがパンデミック化した後、外国人観光客の数が72%減少し、この産業に関する6300万件の雇用機会が失われたことから、世界の他の地域よりも甚大な損害を受けている、ということです。
この報告ではまた、観光業はアジアの主要な収入源の一対であり、コロナ蔓延が継続すれば、ホテル業、運輸部門など観光業関連のさらに多くの雇用機会が失われることになるだろう、とされています。
UNWTO(国連世界観光機関)の情報によりますと、今年8月と9月のアジア諸国を初めとする観光地への観光客の訪問が大幅に減少しており、これにより特にアジア諸国が数百億ドルの観光収入を失ったことが分かっています。
この損害は、2008年の世界金融危機・リーマンショックによる損害の5倍に相当すると言われています。
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