文大統領「RCEP署名は歴史的な瞬間、自由貿易への寄与を確信」
11月 15, 2020 20:48 Asia/Tokyo
韓国のムン・ジェイン大統領が、このたび調印されたRCEP東アジア地域包括的経済連携について、「地域を超え、多国間主義の回復と自由貿易発展に寄与すると確信する」と語りました。
RCEPは当初、インドを含め16カ国で交渉を開始したもので、日中韓やオーストラリア、ニュージーランドなど15カ国の首脳は15日日曜、RCEPに署名し、その意義を盛り込んだ共同宣言を採択しました。
韓国・ヨンハプ通信が、ソウルから韓国大統領府のカン・ミンソク報道官の会見内容として報じたところによりますと、ムン・ジェイン大統領は15日日曜、世界最大規模のFTA自由貿易協定RCEPについて、「地域を超え、多国間主義の回復と自由貿易発展に寄与すると確信する」と述べたということです。
ムン大統領はオンライン形式でのRCEP首脳会合で、「新型コロナウイルスや保護貿易の拡散、多国間貿易体制の危機の中で、若くて力動的なASEAN東南アジア諸国連合が中心となり、自由貿易の価値の守護を行動に移した」と語るとともに、RCEP署名を「歴史的な瞬間だ」としました
なお、インドが対中国の貿易赤字拡大を懸念し、昨年交渉から離脱していたことについては、「長い間、交渉を続けてきたインドの迅速な加盟を望み、加盟国の積極的な努力を期待する」と語っています。
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