米のアフガン空爆による民間人犠牲者数が4.3倍増加
12月 09, 2020 15:59 Asia/Tokyo
-
米のアフガン空爆による民間人犠牲者
複数の調査の結果、アメリカとその同盟国による空爆で死亡したアフガニスタンの民間人の数が、3年前と比べて4.3倍も増加していることが判明しました。
アフガニスタンの「アフガンの声」通信(略称;アーワー)の報道によりますと、7日月曜に発表された米ブラウン大学の研究者の報告では、アフガンでは2019年だけで、およそ700人の民間人がアメリカ主導多国籍軍の空爆により死亡しているということです。
この数字は、2001年9月11日の米同時多発テロ事件を受けてのアメリカのアフガニスタン侵攻以来最多となります。
さらにブラウン大学ワトソン国際関係研究所の報告からは、トランプ現政権時代にアフガンでの空爆による民間人の犠牲者数が激増していることが判明しています。
アフガニスタンの政府当局や議員、政界や宗教界の要人や市民らは、同国での19年間にわたる、アメリカの失敗した戦争を終結させる唯一の方法は占領軍のアフガン撤退以外にない、との見方を示しています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ