ミャンマーで4日連続抗議デモ、国軍の集会禁止令も無視
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ミャンマーでの抗議デモ
ミャンマー各地で9日火曜、国軍が集会禁止命令を出していたにもかかわらず、4日連続となるクーデターへの抗議デモが行われました。
CNNは、ミャンマー各地で軍事クーデターへの抗議デモが続き、国軍が取り締まりを強化していると報じています。
ミャンマー国軍は国営テレビを通し、このままでは「民主主義が崩壊しかねない」と主張しており、「国家の安定と市民の安全、法の支配」に反する者に対しては法的手段を取ると警告しています。
フランス通信も、ミャンマー国軍は8日月曜、最大都市ヤンゴンの一部地区の他、先週末から8日にかけて大規模集会が行われた国内の複数地域での5人を超える集会を禁止し、抗議活動が活発な地域には、午後8時から午前4時までの夜間外出禁止令も発令されている、と報じています。
違反者は「違法な集会」を禁じた刑法で裁かれます。この法律は過去にも、合法的な抗議行動を力で抑え込む口実に使われてきました。
しかし9日朝には、軍に拘束されたアウン・サン・スー・チー氏率いるNLD国民民主連盟の本部周辺など、ヤンゴン各地で新たな抗議デモが行われました。参加者たちは、「私たちの指導者(スー・チー氏)が必要だ」や「独裁政権はいらない」などと書かれたプラカードを掲げました。
首都ネピドーでも9日、数千、人規模のデモが連続4日目を迎えました。機動隊は8日に続いてデモ隊に放水銃を使い、スピーカーを通して「退去しなければ実力を行使する」と警告しました。警察がデモ隊に対し、幹線道路上の警戒線を越えた者には実弾で対応すると通告したことを受けて、参加者らは解散しましています。
国軍のミンアウンフライン最高司令官は8日、クーデター後初のテレビ演説で、市民に「感情でなく事実」を優先するよう呼び掛け、「自由で公正」な選挙を実施し、勝者に政権を移譲すると約束しました。
選挙の時期は言明しませんが、昨年11月の総選挙に不正があったとの主張を繰り返し、国軍が権力を掌握したのは選管がパンデミックを理由に公正な選挙運動を阻止したからだと説明しました。
国連の報道官は、国軍がインターネットへの接続を繰り返し遮断していることなどを非難しました。
国連人権理事会は12日に特別会合を開き、ミャンマー情勢について協議することになっています。
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