ミャンマー国軍報道官、「選挙を実施し勝利政党に権限移譲」
2月 16, 2021 20:35 Asia/Tokyo
ミャンマー国軍のゾー・ミン・トゥン報道官は16日火曜、選挙を実施して勝利した政党に権限を移譲すると表明し、先の選挙で選ばれた政府を追放したのはクーデターではないとの認識を示しました。
ロイター通信によりますと、ゾー・ミン・トゥン報道官はまた、暴力を煽り、公務員を脅迫しているとして、抗議運動を批判しました。
そして、政権奪取後初の記者会見で「われわれの目的は選挙を実施し、勝利した政党に権限を移譲することだ」と述べました。
国軍は新たな選挙の実施時期を示していませんが、1年間の非常事態宣言を発令しています。
同報道官は、国軍が長期にわたって権限を保持することはないと発言し、「選挙が実施されることを保証する」と述べました。
この会見の模様は、国軍が禁止したフェイスブックで国軍が生中継しました。
さらに同報道官は、ノーベル平和賞受賞者のアウン・サン・スー・チー氏を勾留していることについては、国軍は憲法に従うと主張しました。
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