アフガンに約1万名の多国籍軍が駐留
4月 19, 2021 15:14 Asia/Tokyo
アフガニスタンに現在配備されている多国籍軍の人数は、9592名と発表されています。
トルコ・アナトリア通信が、軍事筋の話として報じたところによりますと、現在、アフガニスタンにはNATO北大西洋条約機構が主導する36カ国の兵士9592人が配備されており、そのうち最も多いのはアメリカ兵で2500人となっています。
この報道によりますと、アメリカ兵に次いで多いのは、主にアフガン北部に駐留するドイツ兵の1300人、そして主に西部に駐留するイタリア兵895人となっています。
アメリカ政府の発表に基づき、すべての外国軍兵士は今年の9月までにアフガンを撤退することになっています。
アフガニスタンへの多国籍軍の配備は2001年10月7日、アメリカがイギリスとともに、アフガンに対していわゆる「不朽の自由」作戦を開始したときに始まりました。
2001年12月20日にISAF国際治安支援部隊が創設された後、43を超えるNATO加盟国およびそのパートナー国の軍が後に米英軍に加わっています。
しかし、アフガンの政府当局や国民の多くは、自国への外国軍の駐留によりテロが蔓延しただけでなく、国内での麻薬の生産と供給も増加したと述べています。
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