北朝鮮総書記が、党総会閉会後に幹部らと公演観覧

北朝鮮の朝鮮中央通信が２０日、金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党総書記が党中央委員会総会の閉会後に党幹部らと共に公演を観覧したと報じました。

韓国のヨンハプ通信によりますと、この公演は４日間にわたる中央委員会総会を率いた金正恩氏をたたえるとともに、党政策の貫徹と闘争意思などを表現する内容が盛り込まれていたということです。

朝鮮中央通信は公演の日にちを明らかにしていませんが、北朝鮮メディアの慣例などから１８日午後に観覧したとみられています。金正恩氏の観覧写真や出席者に関する内容も公開されませんでした。

党中央委員会総会は１５日から４日間開かれ、１８日に閉会しました。金正恩氏は今回の総会中に食糧難を認め、人民生活の安定と経済難の打開を中核議題として提示したほか、３日目の１７日には今年１月のバイデン米政権発足後初めて正式に対外メッセージを出し、「対話と対決のいずれの準備もしなければならない」と指示しました。

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