韓国大統領、慰安婦問題は「被害者の立場に立って解決を」
(last modified Sat, 14 Aug 2021 10:46:11 GMT )
8月 14, 2021 19:46 Asia/Tokyo
  • 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領
    韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領

韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は14日土曜、韓国政府が定めた「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」の記念式典にビデオメッセージを寄せ、「『被害者中心の問題解決』という国際社会の原則と規範をしっかり守る」と述べ、被害女性の立場に立った問題解決を強調しました。

韓国・聯合ニュースによりますと、この「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」は、30年前の1991年8月14日、韓国で初めて故金学順(キム・ハクスン)さんが慰安婦としての被害を公の場で証言したことを記念するものです。

ムン大統領はこの日、「われわれはおばあさんたちを通じ、決して忘れられない歴史を省察することができた」とし、「おばあさんたちが歴史を変えてきた。戦争と戦後、数多くの苦難と逆境を乗り越え、くじけない人間の尊厳を証明してくれたおばあさんたちに深い尊敬と感謝の意を表する」と述べました。

また、「政府は尊厳の回復を要求し闘ってきたおばあさんたちの歴史を決して忘れていない」とした上で、「『被害者中心の問題解決』という国際社会の原則と規範をしっかり守りながら、一人一人の名誉が回復され、心の傷が癒えるよう意思疎通し支援する」との考えを示しました。

 

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