外務省、「在アフガン大使館を一時閉館、館員はUAEドバイに退避」
8月 17, 2021 18:35 Asia/Tokyo
-
在アフガン大日本使館
日本外務省が、アフガニスタンの治安状況の急速な悪化を受け、今月15日をもって同国にある日本大使館を一時閉館したことを明らかにしました。
ロイター通信が17日火曜、東京から伝えたところによりますと、現地に残っていた大使館の館員12人は同日にに友好国の軍用機で出国し、UAEアラブ首長国連邦のドバイに退避したということです。
同館はトルコのイスタンブールに臨時事務所を設置して当座の業務を継続しており、同事務所で邦人保護などの業務に取り組むとしています。
アメリカとその同盟国は、20年にわたるアフガニスタン駐留に失敗して同国から撤退しました。しかしこの軍事侵攻はアフガニスタンに、テロ、戦闘、暴力、情勢不安、治安悪化の拡大、数万人の民間人殺害以外の結果はもたらしませんでした。
アフガニスタンのアシュラフ・ガニ大統領が出国したことで、同国の首都カーブルは16日月曜、タリバンを再び目にすることになりました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ