タリバン、「パンジシール州の市民生活は平常な状態に回復」
-
パンジシール州
アフガニスタンを最近制圧した組織タリバンの責任者の1人が、「アフガン北東部パンジシール州の制圧により、同州の状態は平時常に戻っている」と語りました。
国際通信イランプレスによりますと、タリバンの幹部の1人Mawlawi Ataullah Umri氏は6日月曜、パンジシール渓谷からの音声メッセージの中で、「パンジシール州は完全にタリバン軍の管理下にあり、現代この地域の市民は自宅から出てきて、それぞれ仕事や日常の雑事に従事している」と述べています。
また、「タリバン軍はパンジシール州の人々に善良に対応しており、今や同州内で何の問題もない」と主張しました。
さらに、タリバンのムジャヒド報道官も同日、アフガン首都カーブル市内で記者会見し、「パンジシール州は完全にタリバンが掌握しており、現在アフガン全域で戦争は終結した」と主張しています。
こうした中、2001年にテロ組織アルカイダによって暗殺されたアフガンの国民的英雄・故マスード司令官の息子に当たり、反タリバン勢力・NRFAアフガン民族抵抗戦線を率いるアフマド・マスード氏は6日、SNSを通じてのメッセージにおいて、「パンジシールでの抵抗運動は、国内での正義や自由、威信や独立をかけて始まり、今なお続いている」と表明しました。
さらに、タリバンに対し蜂起するようアフガン国民に呼びかけています。
続けて、「私が国際社会に対し呼びかけたいことは、世界が誤った機会を作り出すことによってタリバンに政治的信頼を与えてしまい、そしてこの組織もまた政治的士気を見出したこと、そしてタリバンは変わらなかっただけでなく、以前より過激で偏狭的になっていることだ」としました。
パンジシール州陥落に関する矛盾した報道が錯綜すると同時に、同州内の反タリバン勢力は、パキスタンが陸と空からタリバンを支援しているとして批判しています。
アフメド・マスード氏もこれに関してツイートを発表し、「我々と戦っているのはタリバンではなく、パキスタンの情報機関や軍だ」とコメントしました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj