米国防総省元幹部、「米は将来、中国との競争力を持たない」
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米国防総省の元幹部が、アメリカのテクノロジーの進歩が中国と比べて遅々としているために、今後数年で米国は中国と競争できなくなるだろうと述べました。
(last modified 2025-06-25T12:06:53+00:00 )
10月 11, 2021 18:49 Asia/Tokyo
  • 中国とアメリカの国旗
    中国とアメリカの国旗

米国防総省の元幹部が、アメリカのテクノロジーの進歩が中国と比べて遅々としているために、今後数年で米国は中国と競争できなくなるだろうと述べました。

米国防総省テクノロジー部門の責任者であったニコラス・シャラン氏(37)は、自らの役職を辞任してから1週間になり、「アメリカの遅々としたテクノロジー分野の進歩のせいで、私はポストを辞任した。中国が我が国に手を伸ばすのを見ていられなかったからだ」と語りました。

国防総省に3年間勤務していたシャラン氏は、「我々は今後15年から20年で、中国に全く対抗できなくなるだろう。中国は人工知能やサイバー技術分野の進歩で、世界の覇権を握る方へ進んでおり、将来、世界は中国のなすがままとなる」と述べました。

また、アメリカのサイバーセキュリティについて、「サイバーセキュリティに関するアメリカの一部政府機関は幼稚園レベルである。グーグルは国防総省と協力することを望んでおらず、このことがアメリカが人工知能分野の成長で後れをとっている原因のひとつである」としました。

シャラン氏は辞表の中で、「アメリカは敗北するために重要なインフラを構築しようとしている。必要な訓練を受けていないパイロットはコックピットに座ることはできない。情報テクノロジーの経験がない者が成功に近づことをどうして期待するだろうか?」としています。

 

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