中国が、アフガン・カーブル空爆に関与した米軍の処罰求める
12月 15, 2021 19:54 Asia/Tokyo
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アフガン・カーブル空爆
中国外務省が、東アジアとアフガニスタンの間を割き溝を生じさせようとするアメリカの画策を批判し、国際社会に対し、アフガニスタン首都カーブルでの空爆で民間人殺害にかかわった米軍の処罰を求めました。

中国の英字紙チャイナ・デイリーのウェブサイトによりますと、中国外務省の汪文斌報道官は、この空爆で民間人殺害にかかわった米軍兵士を処罰しないとしたアメリカ国防総省の決定を批判し、「米国防総省が自国軍兵士を、無人機(を使い民間人を狙った)空爆について処罰しないのは、実に耐え難いことだ」と述べました。
また、この犯罪についての調査を求めたうえで、「より怒りが掻き立てられることに、米国はこの殺害の実行犯らに治外法権を適用し、彼らを様々な場面で野放しにしている」としました。
米ワシントンポスト紙は先日、米国防総省が今年8月29日にカーブルで行われ民間人10人の死者を出した無人機での空爆に関し、法規に基づく懲罰を行わないことを決定したと報じています。
汪報道官はさらに、ブリンケン米国務長官による東アジア訪問の際の発言に反応を見せ、「アジア太平洋地域に対立や衝突を生み出そうとする米政府の行動は、効果のないものだ。このような手法は、もはや世界で支持されない」と指摘しました。
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