アルメニアも、ロシア産ガス代金をルーブル払いへ
(last modified Tue, 19 Apr 2022 10:22:34 GMT )
4月 19, 2022 19:22 Asia/Tokyo
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アルメニアも、ロシアから輸入するガスの代金を同国の通貨ルーブルで支払うことを決定しています。

ウクライナ戦争の開始と、西側の対ロシア行動の激化に伴い、国際取引での米ドルの使用に対抗する運動が拡大しています。アルメニアもロシア産ガス代金をルーブルで支払うことを発表し、米ドル使用への対抗運動に加わっています。

アルメニアの経済財政大臣は18日月曜、この決定を発表しました。

ロシアのノバク副首相も今月15日、「一部の国は、ロシアから購入する石油の代金を米ドルでなく、ロシアの通貨ルーブルで払うことを決定している」としました。

プーチン・ロシア大統領は今年3月23日、ロシアに対する西側の政策に対抗する目的で、同国産原油の購入代金の支払いはルーブルで行われるよう指示しました。この決定が下された当初から、一時対米ドル価値が半分程度にまで下落したルーブルの価値が上昇しました。

これまでに、インドや中国も米ドル対抗運動に加わっていました。中国は、今年3月において購入したロシア産原油代金を中国人民元で支払っています。

 


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