6月 01, 2022 15:24 Asia/Tokyo

ネパールのヒマラヤ山麓で起きた旅客機墜落事故で、当局は31日火曜、墜落現場から乗客乗員22人全員の遺体を収容したと明らかにしました。

フランス通信が1日水曜、報じたところによりますと、軍などが周辺を捜索したところ、30日月曜の朝にネパール西部ポカラからおよそ160km離れた、海抜4400mの山中に墜落しバラバラになった小型機の機体が発見されました。

乗客乗員の国籍はネパール人が16人、インド人4人、ドイツ人2人となっています。

ネパールの民間航空会社タラ・エアの双発プロペラ機「ツインオッター」が先月29日朝、首都カトマンズから西におよそ200kmのところにある観光地ポカラからトレッキング観光で知られるジョムソンに向かって離陸後、間もなく消息を絶ちました。

墜落原因は明らかにされていませんが、ポカラ空港当局は30日、飛行中に機体から出火はしていなかったと説明しています。

またカトマンズ(トリブバン)国際空港の広報担当者は31日操縦室のフライトレコーダー(飛行記録装置)とボイスレコーダー(音声記録装置)はいずれも回収されたことを明らかにしました。

 


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