イラン大統領「アルメニア国境における米関与の懸念解消を」
8月 19, 2025 20:45 Asia/Tokyo
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イランのペゼシュキヤーン大統領
隣国アルメニアを訪問しているイランのペゼシュキヤーン大統領は19日、同国のパシニャン首相と会談し、両国の国境地帯に建設されるザンゲズール回廊が米企業によって管理されることについて、懸念の解消を求めました。
【ParsTodayイラン】ペゼシュキヤーン大統領は会談後、自身のXに「イランはアルメニアの主権と領土が維持され、両国の友好関係が続くことを信じている」と投稿しました。
アゼルバイジャンとアルメニアの両首脳は今月8日、米ホワイトハウスでトランプ大統領とともに和平に向けた共同宣言に署名し、アゼルバイジャンとその飛び地領・ナヒチェヴァン自治共和国を結ぶ「ザンゲズール回廊」をアルメニア・イラン国境沿いに設置することで合意しました。回廊の建設地一帯は今後99年間にわたって米国に貸与され、回廊の建設・管理も米国企業が請け負うとされています。
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