イラン外相、核問題で欧州側に新提案

イランのアラーグチー外相は、核問題の打開のため英仏独およびEUに新たな提案をしたと明かしました。

【ParsTodayイラン】アラーグチー外相は自身のXに「イランは、今後の不必要で回避可能な危機を防ぐため、実行可能で合理的な提案を欧州に提示した」と投稿しました。

アラーグチー氏はこの中で、交渉の相手側から「イラン外務省はイランの全ての政治体制を代表していない」などとする事実に反する発言があったとし、「前進するためには、イランだけが責任を持って行動するわけにはいかない」として、欧州側に真摯な姿勢で交渉に臨むことを要求しました。

その上で、自身がイランのすべての機関から完全な支持を受けていると強調し、フランスのマクロン大統領がイランの提案が合理的であると認めたとも記しました。そして、欧州側こそが問題から外れていると指摘し、国連安保理が行動を起こし、対立ではなく外交を選ぶべき時が来たとしました。

アラーグチー氏はまた、イランが国際原子力機関（IAEA）との協定に署名し、イランの国内および国際的な義務に沿った新たな協力の道を開いたこと、そして現実的で公正かつバランスの取れた提案を行い、両者に利益をもたらす形で実行したことを強調しました。

ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。