イラン外相「米英仏独がカイロ合意を死文化」

イランのアラーグチー外相は21日、同国が9月にエジプトの仲介で国際原子力機関（IAEA）と結んだ協力合意を終了したことについて、「米英仏独がこの合意を死文化させた」と述べました。

【ParsTodayイラン】アラーグチー外相は自身のXで、「外交交渉が米・イスラエルによって攻撃されたように、カイロ合意も米英仏独によって亡きものにされた」と投稿しました。

アラーグチー氏は続けて、「我々が米国と6回目の協議を始めようとしていたところ、イスラエルは突然イランを攻撃し、米国もそれに加わった。そして、エジプトの仲介でIAEAとの協力・査察受け入れ再開に合意したら、米英仏独は国連制裁の復活に向けて動き出した。ここまで見れば、新たな危機を生み出しているのはイランではないことは誰の目にも明らかだ。彼らは我々の誠意を理解しようとしない。彼らはカイロ合意の正式終了が自分たちの挑発行為によるものだということをよく知っているはずだ」としました。

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