紅海での船舶拿捕問題めぐり、日本がイランに仲介要請
(last modified Mon, 20 Nov 2023 07:50:11 GMT )
11月 20, 2023 16:50 Asia/Tokyo

日本がイランやオマーンに対し、イエメンが紅海で拿捕したの船舶の解放に向けて仲介を求めました。

レバノンのアルマヤディーン・テレビは19日日曜、イエメン軍が紅海でシオニスト政権イスラエルの船舶を拿捕したと報じました。

この船には乗組員25人がおり、その全員が捕縛されたほか、乗組員および現場に居合わせたすべての者が、国籍を含めた身元特定のために取り調べを受けているということです。

日本の松野官房長官は20日月曜、拿捕された船舶が日本郵船がチャーターし運航していた自動車運搬船「ギャラクシー・リーダー」であることを認めました。情報サービスも行っているイギリスのLSEGロンドン証券取引所グループのデータによれば、この船舶を主体となり管理していた会社はイスラエル・テルアビブの企業となっています。

同長官は同日の会見の中でさらに、「イランなど関係国に対して早期釈放を強く求めるよう働きかけを行っている」と明らかにしました。

また、当事者として「フーシ派」の名を挙げながら、早期解放のため取り組んでおり、状況の推移を踏まえながら必要な対応を行っていくとしました。

日本は、同様の要請をサウジアラビアおよびオマーンにも行っているということです。

 


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