9月 09, 2022 16:04 Asia/Tokyo

今月17日・イスラム暦1444年サファル月20日は「アルバイン」と呼ばれ、シーア派3代目イマーム・ホサイン殉教から40日忌にあたり、世界各地から多くの人が参詣に訪れます。

アルバインの10日ほど前になると、世界各地から多くの人がイラクを訪れ、中部ナジャフからカルバラーまでの約80キロの道のりを、昼夜を通して歩きます。ナジャフにはシーア派初代イマーム・アリーが、カルバラーには3代目イマーム・ホセインが眠る廟があります。

イマーム・ホサインは、西暦680年・イスラム暦61年、当時のウマイヤ朝カリフ・ヤズィードの圧政に対して一族とともに蜂起しましたが、兵力で圧倒するヤズィード軍に殺害され殉教しました。

イマーム・ホサインが殉教したモハッラム月10日は「アーシューラー」と呼ばれ、シーア派の間で大々的に追悼行事が行われます。

アルバインは、その「アーシューラー」から40日目となるサファル月20日です。シーア派では、日本の四十九日のように、故人の亡くなった日から40日目がひとつの節目とされ、追悼行事などが行われます。

 


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