イラン司法府人権本部書記、「人道物資の制裁免除は大嘘」

イラン司法府人権本部のガリーブアーバーディー書記は、「人道物資が制裁対象外というのは、世論の圧力や国際的責任から逃れるための大嘘である」と語りました。

イルナー通信によりますと、ガリーブアーバーディー氏は１３日火曜、国連人権理事会会合の傍らで、制裁を人道に対する罪とした上で、「一方的、副次的で国境を超える制裁は、国連憲章と国際法への違反である」と述べました。

ガリーブアーバーディー氏は、今年５月に国連特別報告官がイランを視察して、一方的で敵対的な制裁について報告したことに触れ、各国に対し、このような任務を支持し、一方的で反人道的・違法な制裁への反対を自国の公式見解として理事会で表明するよう求めました。

その上で、「多くの国や企業が、アメリカによる制裁や処罰への恐れという口実て、特に人道物資提供分野での対イラン協力を控えている」としました。

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