イラン外相とアメリカ国務長官が会談
6月 15, 2016 21:05 Asia/Tokyo
イランのザリーフ外務大臣とアメリカのケリー国務長官が、ノルウェー・オスロで行われた2者協議で、核合意の実施プロセスと相互の取り決め実施を検討しました。
イルナー通信によりますと、ザリーフ大臣とケリー長官の協議は15日水曜、オスロのホテル内で行われました。
ザリーフ大臣は14日火曜、オスロフォーラム2016の傍らで、EUのモゲリーニ外務安全保障政策上級代表と会談しました。
また、イラン外務省のアラーグチー、タフテラヴァーンチー両次官は午前と午後の2回、欧州対外活動庁のシュミット副事務局長と会談しました。
この協議では、イランとの金融協力や銀行協力に関する障害を取り除くための相手側の完全な責務の履行が中心議題となりました。
核合意によりイランに対する核問題関連の制裁が解除された一方で、制裁の頃の雰囲気が続いているため、西側の金融機関はイランとの取引について疑念を抱いています。
イランの外交関係者によれば、これに関する相手側の完全な責務の履行には、より大きな真剣さと、集中的な努力が必要だということです。
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