イラン軍報道官、「イランに対する米とウクライナの非難は虚偽」
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イラン軍のシェカールチー報道官が、ロシア・ウクライナ戦争にイランが関与しているというアメリカおよびウクライナの告発は、虚偽であり冗談じみたものだとしました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
11月 05, 2022 21:07 Asia/Tokyo
  • イラン軍のシェカールチー報道官
    イラン軍のシェカールチー報道官

イラン軍のシェカールチー報道官が、ロシア・ウクライナ戦争にイランが関与しているというアメリカおよびウクライナの告発は、虚偽であり冗談じみたものだとしました。

IRIB通信によりますと、シェカールチー報道官は、イランの内政に干渉したアメリカのバイデン大統領の発言について、「バイデン大統領はアルツハイマーになっている。これらの脅迫は冗談じみており、我が国はそれらを真剣に受け止めていない」と述べました。

続けて、ウクライナによるイランへの脅迫に言及し、「今日ウクライナを統治している政権は、シオニストおよび米国と提携しており、ヨーロッパや米国の考えを注入されたうえでイランに対しものを語っているが、イランにとってはよくある話のひとつにすぎない」と説明しました。

そのうえで、「彼らはイランおよびそのイスラム体制を試している。米国とウクライナがイランに対し発したこれらの言葉は虚偽である」と指摘しました。

また、イランとロシアとの交流が同国とウクライナの戦争が始まる何年も前から行われていることを強調し、「イランはこの戦争には介入していない」と述べました。

そして、欧米がウクライナ戦争を引き起こし、この戦争の中で各国に問題をもたらしているとして、「この戦争はウクライナに住む人々に無理やり押し付けられ、彼らを抑圧している」としました。

政治的、軍事的、経済的、社会的、さらには文化的にも影響を及ぼしているウクライナ戦争は、すでに開始から9か月目となりますが、西側諸国は依然としてウクライナへ武器を送り続けています。

ヨーロッパ諸国やアメリカに代表される西側は、対ロシア制裁で圧力を強化し、ウクライナへ軽重問わずあらゆる種類の武器を提供することで、ウクライナ戦争終結に向けた一歩を踏み出さないばかりか、この紛争がさらに広がるよう煽っています。

ロシアは、西側の武器をウクライナへ送ることはこの国紛争を長引かせるだけであり、予測できない結果をもたらすだろうと、繰り返し述べています。

 


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