イランと日本が共同環境プロジェクト実施
12月 01, 2022 17:49 Asia/Tokyo
イラン南西部コフギルーイェ・ブーイェルアフマド州で、森林・牧草地共同管理プロジェクト第1フェーズの計画が、日本のJICA・国際協力機構との協力により実施されました。
イラン中央部から南部にかけて伸びるカールーン川の通る5州(チャハールマハール・バフティヤーリー、コフギルーイェ・ブーイェルアフマド、イスファハーン、ロレスターン、フーゼスタン)から選ばれた各地域では、この河川の重要性に注目した森林・牧草地共同管理プロジェクトが、日本のJICAとイランの天然資源・水域管理局の協力により実施されました。
コフギルーイェ・ブーイェルアフマド州の中心都市ヤースージから140キロの距離にあるジーラーイーは、そのような地域の1つです。
同州天然資源・水域管理局のミールファルディー副局長は1日木曜、イルナー通信とのインタビューにおいて、「今年(イラン暦1401年)はJICAとの共同プロジェクト第1フェーズ内の優先的計画として、ジーラーイー地域の3つの村で薬草栽培および手工芸生産が実施された」と述べました。
また、「このプロジェクトに沿って、これまでにジーラーイー地域の水域研究、自然的・社会的可能性の調査、地域内での研修用建物建設、手工芸教育の実施、薬草栽培が行われた」と説明しました。