イラン外務省、英大使を呼び出し
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イギリス当局者らが内政干渉的な発言を行ったことを受けて、テヘランに駐在する同国の大使がイラン外務省に呼び出されました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
12月 11, 2022 16:18 Asia/Tokyo
  • サイモン・シャークリフ(Simon Shercliff)イギリス大使
    サイモン・シャークリフ(Simon Shercliff)イギリス大使

イギリス当局者らが内政干渉的な発言を行ったことを受けて、テヘランに駐在する同国の大使がイラン外務省に呼び出されました。

イルナー通信によりますと、イランの国内情勢に関連してイギリス当局者らが干渉的な発言を続け、さらにテロや暴動を支持し、多数のイラン国民に対する違法な制裁を行使していることを受けて、イラン外務省は10日土曜、サイモン・シャークリフ(Simon Shercliff)イギリス大使を呼び出しました。

同大使との面談では、イランの内政に関するイギリス当局者の干渉的かつ無礼な発言の継続と、イラン国民に対し不合理で偽善的な制裁が行使されている状況、イラン国内の騒動をイギリス政府や同国メディアが支援していることが、強く非難されました。

また、イギリスの政府や国営メディア、同国ロンドンに拠点を置くメディアなどが暴動の長期化を狙った工作を止めず、またそのような反イラン的政策の継続が結果として、イラン国民の憎悪を高めるだけであることが強調されました。

さらに同大使へは、イギリスが発表した制裁に対する報復の権利をイランが留保していることが通告されました。

イラン外務省側はこの他にも、イギリス政府が何の証拠や資料も示さずに提起した、イランの対ロシア無人機輸出という根拠のない疑惑を強く否定するとともに、ウクライナ紛争の長期化の原因はイギリスやその同盟諸国による殺戮兵器の供与であり、それがこの危機の政治的解決を依然として遅延させていることを指摘しました。

 


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