EU上級代表、「核合意は困難な状況にあるが、より良好な選択肢はない」
12月 13, 2022 18:55 Asia/Tokyo
EUのボレル外務・安全保障政策上級代表が、「核合意は困難な状況にあるものの、それより良好な選択肢はない」と語りました。
イルナー通信によりますと、ボレル氏は12日月曜夜、EU外相会議の終了に当たり、「本日、対イラン核合意の最新情勢についてEU外相らに説明し、彼らもより効果的な合意実施への支持を強調した」と述べています。
また、核合意に関するトランプ前米大統領の行動を批判し、「現状において、核合意は困難な状況に置かれているが、私の見るところ、イランが核兵器を製造しないことを確信できる、他のより良い選択肢は我々にはない」と語りました。
さらに、ヨーロッパは核合意の完全実施を再開する意向であるとし、「人権問題を巡る制裁や、ウクライナ戦争へのイランの参加の問題と核合意の問題は別個のものとして対処すべきだ」と主張しています。
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