イラン原子力庁長官「IAEA関係者が今後数日以内に訪イ予定」
12月 14, 2022 20:46 Asia/Tokyo
イラン原子力庁のエスラーミー長官が、IAEA国際原子力機関の関係者らが、数日以内にイランを訪問する予定であると発表しました。
エスラーミー長官は14日水曜、記者団に対し、このことを明らかにし、「イランとIAEAとの協力はこれまで通り行われており、存在する障害の解消に向け、前向きな歩みが進められるよう期待する」と語っています。
IAEA理事会は去る11月22日、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツの強い政治的圧力により、イランの平和的核活動に対する決議を採択しました。
なお、2020年6月19日および2022年6月8日にも、ヨーロッパ3カ国(英独仏)がアメリカの支持を得て、今回の対イラン決議と同様な決議を採択していました。
しかし、3回となる今回の決議は、これまでの2つの決議より、イランおよび、同国の対IAEA協力の状況に対して厳しい口調の内容を有しています。
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