イラン中部イスファハーン市の教会で西暦新年の儀式が実施
1月 08, 2023 17:20 Asia/Tokyo
西暦の新年明けを迎えているこの数日、イラン中部イスファハーン市にあるヴァーンク教会では、アルメニア系キリスト教徒が宗教的な儀式と祝祭を実施しています。
国際通信イランプレスによりますと、ヴァーンク教会は、イラン全国で最も美しく、また国内最古の教会で、イスファハーン市内の観光名所の一つにもなっています。
ヴァーンク教会はイスファハーン市内のジョルファー地区にあり、西暦の年明けシーズンには、アルメニア系キリスト教徒らが宗教的な儀式や祝祭の実施のため、ここを往来しています。
クリスマスの祝祭は世界で最も有名な祝祭とされ、キリスト教でイエス・キリストとして知られる預言者イーサーの生誕、および西暦の新年を祝う目的で挙行されています。
アルメニア系住民はイラン国内最大のキリスト教徒集団を形成しており、彼らの大多数はイスファハーン、北西部タブリーズ市、オルミーイェ市、そして首都テヘランに居住しています。
これに先立ち、イラン北西部アーザルバーイジャーン地方のアルメニア正教総督であるチーフトチーヤーン大司教は、国際通信イランプレスとのインタービューで、「アルメニア人とキリスト教徒はイラン国内において、完全な平穏の中で自らの宗教儀式の全てを実施している」と述べました。