イラン外務省報道官、「協議総括における欧州の行動の遅れは好ましい妥結を妨害」
(last modified Wed, 25 Jan 2023 08:40:16 GMT )
1月 25, 2023 17:40 Asia/Tokyo

イラン外務省のキャンアーニー報道官は、「制裁解除を目指す交渉のプロセスが良好であったにも拘らず、交渉内容の総括におけるヨーロッパの行動の遅れは結論到達を妨げた」としました。

キャンアーニー報道官は、国際通信イランプレスのインタビューで、「ヨーロッパはイランの最近の情勢変化・騒乱を自らの外交政策のひとつ手段として利用し、イランの政府と国民の間に亀裂を生じさせることで、核協議においてイラン側から利権を得ようとしていた」と語りました。

また、「イランは交渉において、外交アプローチによって、制裁の解除および世界各国との協力のムードの醸成を試みた」と述べました。

さらに、「欧米は、制裁を手段として使用しているにもかかわらず、わが国は、活発的な外交によってこの事態を乗り越えており、そのプラスの影響はイランと近隣諸国やアジア諸国との経済関係において見られる」と強調しました。

 


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